有名な童謡が外国の歌だったりする

あの有名な童謡は外国の歌だった?実は替え歌が多い日本の童謡

映画「この道」の登場人物には、実在する詩人や作曲家が主役として登場します。作品を見た事で昔歌っていた童謡を思い出したという人も多いですよね。実は日本で有名な童謡の中には外国の替え歌が数多く存在します。という事で今回は意外と知られていない外国の替え歌の童謡をいくつか紹介していきます。

きらきら星(ABCの歌)

有名な童謡きらきら星は外国でも人気

今でも多くの子供が口ずさんでいる「きらきら星」や「ABCの歌」ですが、こちらは外国の様々な地域で童謡として親しまれています。
意外と気付いていない人も多いですが、きらきら星とABCの歌は同じメロディーだったりするんですよ。
英語圏では「Twinkle, Twinkle, Little Star」、フランス語圏では「Ah! vous dirai-je, maman」として知られています。
Twinkle, Twinkle, Little Starは、日本語のきらきら星と同じ歌詞となっています。
日本語と英語でそれぞれ歌ってみると違ったキュートさを感じたり楽しんだりする事ができます。
一方、Ah! vous dirai-je, mamanは子供がお母さんに恋の悩みを相談しているといった歌詞になっているようです。

アルプス一万尺

子供の頃の手遊びとして多くの人が遊んだ「アルプス一万尺」も外国の歌の替え歌だと言われています。
原曲は、アメリカの民謡「Yankee Doodle」という曲で実際に聞いてみると、アルプス一万尺とほぼ同じメロディーのように感じました。
メロディーは同じでも、歌詞の内容は全く異なるといった特徴もあります。
ちなみに、アルプス一万尺の歌詞は「29番」まであるってご存知だったでしょうか?
29番といっても長い歌詞ではないので、気になったという方はぜひ調べてみてください。

ハッピーバースデートゥーユー

誕生日に歌う「ハッピーバースデートゥーユー」も有名な童謡ですが、海外から日本にやってきた楽曲です。
ハッピーバースデートゥーユーの誕生はかなり古く、1893年にアメリカに住むパティ・ヒル・スミスとミルドレッド・J・ヒルの姉妹が発表しました。
曲名は「Good Morning to All」で、元々は皆におはようと挨拶をするといったシンプルな歌詞でした。世界中で最も歌われている楽曲としてギネスにも認定されたハッピーバースデートゥーユーですが、実は朝の挨拶の歌だったようです。

まとめ

子供の頃に歌っていた有名な童謡ですが、実は外国の童謡や民謡の替え歌だという楽曲も意外と多くあります。
また、童謡の中には作詞者が不明で誰が作ったかわからない童謡もあったりします。
昔歌った童謡のエピソードや豆知識を調べるのも面白いのでおすすめです。